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観光業におけるホスピタリティの経済学的分析
Title: | 観光業におけるホスピタリティの経済学的分析 |
Other Titles: | Economic Analysis of Hospitality in Tourism Industry |
Authors: | 小野, 浩1 Browse this author |
Authors(alt): | Ono, Hiroshi1 |
Keywords: | 観光業 | ホスピタリティ | 観光商品 | 競争的ケース | 独占的ケース |
Issue Date: | 9-Sep-2010 |
Publisher: | 北海道大学大学院経済学研究科 |
Journal Title: | 經濟學研究 |
Journal Title(alt): | Economic Studies |
Volume: | 60 |
Issue: | 2 |
Start Page: | 101 |
End Page: | 105 |
Abstract: | 観光業はホテル、飲食、交通などを含む複合的商品を取り扱っている。この複合商品を総称して観光商品というが、この商品の需要はホスピタリティ(おもてなし)という価値を付加することによって、商品価値を高めると一般的に理解されている。本論文は、このホスピタリティを経済学的に3つのケースに分けて分析している。(1)外生的ケース(2)内生的ケース及び(3)独占的ケースである。前者の2つは競争状態を仮定している。この論文ではホスピタリティを労働者の質向上と考える。外生的ケースでは、労働市場と接客業のノウハウを与える市場も競争的である。第2の内生的ケースでは、労働市場は競争的であるが、質的部分は個人の合理的時間配分により内生的に供給される。第3の独占的ケースでは、企業がホスピタリティの水準の決定に関して独占力を有している。この論文の主要な結果は、観光商品の価格が上昇すると、労働やホスピタリティの均衡数量は、独占的ケースより内生的ケース、さらに外生的ケースと大きくなる。 |
Type: | bulletin (article) |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/43919 |
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