HUSCAP logo Hokkaido Univ. logo

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
Hokkaido University Sustainability Weeks >
Sustainability Weeks 2010 >
Public Lecture: Theory and Practice of Fisheries Sustainability Science >

環境変化に負けない養殖技術の最前線 : 熱伝導パイプ&オゾンの活用

Files in This Item:
6_takigawa.pdf1.98 MBPDFView/Open
Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/44254

Title: 環境変化に負けない養殖技術の最前線 : 熱伝導パイプ&オゾンの活用
Authors: 滝川, 裕弘1 Browse this author
Authors(alt): Takigawa, Yasuhiro1
Issue Date: 9-Nov-2010
Citation: 市民講座: サステナビリティ水産科学の理論と実践 = Public Lecture: Theory and Practice of Fisheries Sustainability Science. 2010年11月9日(火). 函館市地域交流まちづくりセンター, 函館市.
Abstract: この数年,地球温暖化などの影響とも考えられる環境の変化(富栄養化)に伴う生態変化によって,養殖産業の被害が多く見られる様になりました。強い日光の影響で,海水の温度上昇や光合成が進み富栄養化が進行しますが,水域には肥料分や栄養塩が豊富に存在するため,深度の浅い(日光の当る水面)付近では一次生産が増大し,特定の植物プランクトンが増殖し,それを捕食する動物性プランクトンも異常に増える事で赤潮やアオコの形成につながって行く現象が起こります。更に夜間には,生物の呼吸により酸素の消費が増大し,水中が酸欠状態になり,異常増殖したプランクトンの群集が死滅することで,これらが沈降した水底では有機物の酸化的分解が進行するため,急激に溶存酸素量が低下し,貧酸素水塊が形成さやすくなります。水温躍層により水魂が維持されると,有機物の分解が停滞し,ヘドロが推積し酸素を必要としない嫌気性生物が増え,悪臭の原因となるとともに,水魂と周辺の水が混和した際,魚介類に酸欠被害をもたらす事も考えられています。また,富栄養化が進んだ環境では光合成により一次生産は増えますが,漁獲量の増加には繋がらず,逆に害の方が大きいとも考えられます。特に赤潮,青潮の発生時や水温上昇などは,様々な影響を及ぼし養殖漁業に大きな被害を与える要因となりますが,今後,環境変化に養殖技術の面から対応していくことにより,養殖産業の生産性の安定と増加に結びつける事が出来るのではと考えています。
Description: 講演 サステナビリティ水産科学の実践 4
Type: conference presentation
URI: http://hdl.handle.net/2115/44254
Appears in Collections:北海道大学サステナビリティ・ウィーク2010 (Sustainability Weeks 2010) > 市民フォーラム : サステナビリティ水産学の理論と実践 : あなたがいるから,私も生きていける (Public Lecture: Theory and Practice of Fisheries Sustainability Science)

 

Feedback - Hokkaido University