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第36巻 第2号 >

口唇閉鎖不全の患者に対する対処法について

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36-02_01_iida.pdf1.02 MBPDFView/Open
Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/60938

Title: 口唇閉鎖不全の患者に対する対処法について
Other Titles: Methods of training for the patients with lip incompetense
Authors: 飯田, 順一郎 Browse this author →KAKEN DB
金子, 知生 Browse this author →KAKEN DB
山本, 隆昭 Browse this author →KAKEN DB
佐藤, 嘉晃 Browse this author →KAKEN DB
Keywords: 口唇閉鎖不全
筋機能療法
ボタンプル
Issue Date: Mar-2016
Publisher: 北海道歯学会
Journal Title: 北海道歯学雑誌
Volume: 36
Issue: 2
Start Page: 43
End Page: 46
Abstract: 口唇閉鎖不全状態,すなわち常時上下の口唇が離れて口呼吸をしているような状態でいると,口腔内が乾燥しやすく,歯肉炎,歯周病などの歯周疾患が進行する要因になると考えられている.一方で,歯科矯正学の分野においても,このような口唇閉鎖不全の状態は,不正咬合の原因,あるいは動的矯正治療後の歯の位置を安定させる保定に関連して,注意すべき事象の一つとなっている.  矯正歯科治療においては,セファロ分析法などを用いて顎顔面骨格形態を分析し,その顎顔面骨格形態に調和するように,治療ゴールとしての歯の位置を決めて正常咬合に導く治療をしている.しかし,歯あるいは顎骨の位置を正常咬合に導いた後,すなわち動的矯正治療が終了した後に,得られた歯の位置,あるいは得られた正常咬合が生涯にわたって維持されるかどうかということは,矯正治療の施術の意義に関わる重要な考慮すべきポイントである.動的矯正治療終了後に通常用いる保定装置は,このような観点から,歯の位置あるいは得られた正常咬合を機械的に保持するために用いるが,生涯にわたって保定装置を使い続けることは非常に稀である.  歯は口唇,頬,舌などの口腔周囲の筋・軟組織が生み出す力に絶えず晒されており,その力によって徐々にその位置を変え得ることから,そのような口腔周囲軟組織から受ける力を考慮して治療ゴールを決定することは矯正歯科治療の成果を左右する重要な要素である.  本稿ではこの様な観点から,口唇閉鎖不全の影響,またそれに対する対応に関して,これまで行われてきた研究成果を紹介する.
Type: article
URI: http://hdl.handle.net/2115/60938
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