Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
Societies >
北海道歯学雑誌 >
第36巻 第2号 >
歯科医学教育に関する最近の話題
Title: | 歯科医学教育に関する最近の話題 |
Other Titles: | Current topics on dental education |
Authors: | 井上, 哲 Browse this author →KAKEN DB |
Issue Date: | Mar-2016 |
Publisher: | 北海道歯学会 |
Journal Title: | 北海道歯学雑誌 |
Volume: | 36 |
Issue: | 2 |
Start Page: | 159 |
End Page: | 160 |
Abstract: | 我が国の歯学教育の最近(といってもここ20数年間に亘り)の話題は,やはり臨床実習の充実・改善についてである.昭和62年の「歯学教育の改善に関する調査研究協力者会議―最終まとめ―」1)には,臨床実習の重要性について説かれており,さらに平成8年の「21世紀医学・医療懇談会第1次報告」2)では,「飛躍的な充実が必要なのは臨床実習である」と提言された.しかしながらその改善・充実は十分ではなく,平成21年「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議 第1次報告」において「確かな臨床能力を備えた歯科医師養成方策」3)が提言された.この中に,最近特に話題になっている「臨床実習終了時OSCE」「連携ログブック」「第三者評価」や「共用試験合格者に対する証明書の発行」などがすでに盛り込まれており,この提言が現在の歯学教育改善・充実の大きな拠り所となっている.したがって,この拙稿を読み始められた先生方には,是非この提言をご一読されることをお勧めする.今回はこれらのトピックのいくつかについて簡潔に私見を交え解説する. |
Type: | article |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/60959 |
Appears in Collections: | 北海道歯学雑誌 > 第36巻 第2号
|
|