Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
Graduate School of Engineering / Faculty of Engineering >
Peer-reviewed Journal Articles, etc >
アクティブネットを用いたサッカー映像におけるパス可能領域の推定
Title: | アクティブネットを用いたサッカー映像におけるパス可能領域の推定 |
Other Titles: | Active Net-Based Non-interception Region Estimation in Soccer Videos |
Authors: | 高橋, 翔1 Browse this author →KAKEN DB | 今, 宏史2 Browse this author | 長谷山, 美紀3 Browse this author →KAKEN DB |
Authors(alt): | TAKAHASHI, Sho1 | KON, Hirofumi2 | HASEYAMA, Miki3 |
Keywords: | スポーツ映像 | サッカー映像 | 意味解析 | パス | アクティブネット |
Issue Date: | 2009 |
Publisher: | 電子情報通信学会 |
Journal Title: | 電子情報通信学会論文誌 D |
Volume: | J92–D |
Issue: | 4 |
Start Page: | 501 |
End Page: | 510 |
Abstract: | 本論文では,チームスポーツ映像からアクティブネットを用いてパス可能領域を推定する手法を提案する.チームスポーツ映像の一つであるサッカー映像の意味内容解析を行うために重要なサッカーの戦術は,選手の移動とボール運びによって表現されるため,ボール運びを実現するパスを分析することは重要である.一般にパスコースはボール保持者と味方チームの選手へとつながる緩やかな曲線で表される.提案手法では,新たなエネルギーの定義とパス可能領域を推定するための画像生成により,アクティブネットを用いて前述の曲線が存在する領域を抽出する.また,パス可能領域は守備の選手から離れるほど,パスが成功する可能性が高いという特徴をもつ.提案手法では,格子点の密度に着眼することで,パスが成功する可能性をパス可能領域の推定と同時に得る.更に,アクティブネットの収束結果は多少の選手位置の誤差を許容するため,選手の動きを用いた従来手法における,選手位置の誤差の影響を受けやすいという問題点を解決することが可能である.したがって,提案手法はカメラワークが存在し,高精度な選手位置の推定が困難であるテレビ映像に対しても,高精度にパス可能領域の推定が可能である. |
Rights: | copyright©2009 IEICE |
Type: | article |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/71961 |
Appears in Collections: | 工学院・工学研究院 (Graduate School of Engineering / Faculty of Engineering) > 雑誌発表論文等 (Peer-reviewed Journal Articles, etc)
|
Submitter: 高橋 翔
|