HUSCAP logo Hokkaido Univ. logo

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
Graduate School of Engineering / Faculty of Engineering >
Peer-reviewed Journal Articles, etc >

金属・合金電析用の電解質としてのイオン液体の活用

Files in This Item:
67_70.pdf492.75 kBPDFView/Open
Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/74938

Title: 金属・合金電析用の電解質としてのイオン液体の活用
Other Titles: Utilization of Ionic Liquids as an Electrolyte for Electrodeposition of Metal and Metal Alloys
Authors: 上田, 幹人1 Browse this author →KAKEN DB
Authors(alt): Ueda, Mikito1
Keywords: Ionic Liquid
Electrodeposion
Aluminum
Magnesium
Sodium
Issue Date: 1-Feb-2016
Publisher: 表面技術協会
Journal Title: 表面技術
Journal Title(alt): Journal of the Surface Finishing Society of Japan
Volume: 67
Issue: 2
Start Page: 70
End Page: 73
Publisher DOI: 10.4139/sfj.67.70
Abstract: 著者が、岩手大学の宇井幸一先生との共著で本誌の小特集”溶融塩・イオン液体と表面処理技術”で低温溶融塩・室温イオン液体を用いるAlおよびAl合金電析についての解説を執筆したのが2009年8月号であった。この号には溶融塩を用いた工業プロセスや溶融塩による放射性廃棄物処理、イオン液体を用いた合金電析、イオン液体の潤滑剤としての活用などの解説があった。それ以降6年以上を経過したが、この間にイオン液体の種類も増え、それらを用いての新たな研究も展開されてきている。ご周知のとおり、イオン液体はイオンだけから構成される液体であるため、活性金属の電析のための電解液や電池の電解液として多くの報告がなされている。イオン液体を用いた新しい研究では、イオン液体中に金属の粒子をスパッタリングしてナノ粒子を形成する研究、イオン液体を電子顕微鏡の蒸着材として用いる研究も2006年頃から行われてきている。また抽出や分離のための媒体とした利用や潤滑剤としての利用についても報告されている。イオン液体の定義やイオン液体中のアルミニウムイオンの還元反応に関する記述は前報を参照していただきたい。電析する金属としては多くの報告がるAlとAl合金、Alよりも卑な金属のMg、さらにMgよりも卑なNaについて説明する。ここでは、前報の時期以降に報告されてきたイオン液体を電解液としたこれらの金属の電析に関する論文と著者の金属電析に関する研究の一部についても紹介したい。
Type: article
URI: http://hdl.handle.net/2115/74938
Appears in Collections:工学院・工学研究院 (Graduate School of Engineering / Faculty of Engineering) > 雑誌発表論文等 (Peer-reviewed Journal Articles, etc)

Submitter: 上田 幹人

Export metadata:

OAI-PMH ( junii2 , jpcoar_1.0 )

MathJax is now OFF:


 

 - Hokkaido University