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電撃様疼痛の原因探索に難渋した二次性三叉神経痛の1 例

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Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/80692

Title: 電撃様疼痛の原因探索に難渋した二次性三叉神経痛の1 例
Other Titles: A case of secondary trigeminal neuralgia with difficulty in ascertaining the cause of the electric shock-like pain
Authors: 稲本, 香織1 Browse this author
中川, 紗百合2 Browse this author
松下, 貴恵3 Browse this author
中澤, 誠多朗4 Browse this author
坂田, 健一郎5 Browse this author
羽藤, 裕之6 Browse this author
渡邊, 裕7 Browse this author →KAKEN DB
山崎, 裕8 Browse this author →KAKEN DB
Authors(alt): Inamoto, Kaoru1
Nakagawa, Sayuri2
Matsushita, Takae3
Nakazawa, Seitaro4
Sakata, Kenichirou5
Hatou, Hiroyuki6
Watanabe, Yutaka7
Yamazaki, Yutaka8
Keywords: 二次性三叉神経痛
電撃様疼痛
慢性歯槽骨炎
カルバマゼピン
Issue Date: 15-Mar-2021
Publisher: 北海道歯学会
Journal Title: 北海道歯学雑誌
Volume: 41
Issue: 2
Start Page: 147
End Page: 152
Abstract: 電撃様疼痛の原因探索に難渋したが,最終的には慢性歯槽骨炎による二次性三叉神経痛と考えられた1例 を経験したので報告する.  患者は80代女性.骨粗鬆症でアレンドロン酸を4 年間服用中で複数回の骨折の既往があり,休薬せずに慢性歯槽 骨炎の原因歯である下顎右側第一大臼歯の抜歯を予定した.しかし転倒により受診が中断していた.4 か月後,痛 くて食事ができないと訴え当科再受診した. 同歯の周囲には軽度の炎症所見しか認めず抗菌薬やN S A I D sは無効, C R P 陰性であった.痛みは右側下顎神経領域に沿った電撃様疼痛であることが判明し,特発性三叉神経痛を疑い カルバマゼピンの投与を開始した.しかし,明らかな効果は得られずコンプライアンス不良が関係していることも 考えられたため,抜歯後の疼痛ならびに全身管理とカルバマゼピンの血中濃度測定を目的に入院下での治療を計画 した.下顎右側第一大臼歯は浮遊歯状態で周囲に骨硬化像を認めた.抜歯時,根尖部の舌側骨全体が茶色に変色し ていたが抜歯のみを施行した.術直後のCTでも,抜歯窩の舌側皮質骨の病変と広範な骨髄炎が認められ,アレン ドロン酸を長期服用していたことから,今後,骨吸収抑制薬関連顎骨壊死への移行も懸念された.しかし,抜歯 後2 日目から電撃様疼痛は消退,抜歯窩の骨露出は4 週後には消失し上皮化,術後9 か月目のCTでは抜歯窩に新 生骨が認められた.術後の良好な経過から電撃様疼痛の原因は,下顎右側第一大臼歯の慢性歯槽骨炎と考えられた.
Type: article
URI: http://hdl.handle.net/2115/80692
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