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科学技術と社会の問題を考える授業計画

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Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/81376

Title: 科学技術と社会の問題を考える授業計画
Authors: 山内, かな子 Browse this author
川本, 思心 Browse this author →KAKEN DB
Issue Date: 18-May-2021
Publisher: 科学技術コミュニケーション教育研究部門 : CoSTEP
Journal Title: CoSTEP研修科 年次報告書
Volume: 5
Issue: 1
Start Page: 1
End Page: 6
Abstract: 科学技術が社会の問題を生み出したり、社会の問題に科学技術が関わったり、科学技術と社会の問題は切っても切り離せない問題となっている。本研究は、生徒が卒業後に市民の一人として、問題の当事者となった場合に、問題解決に向けどのように行動するか、自分自身で考えることができるようになることを目的に、授業を計画し実践した。はじめに、高校1年生を対象に化学基礎「放射性同位体の利用と問題」についての授業をした。長期休暇の調べ学習を通し、「将来、放射性同位体の利用は縮小すべきか、どうか」という問いについて考える内容だった。生徒の感想などから、問いについて考えを深めることができたようであったが、問いの答えに向けて活動することで、考える内容が限られたようだった。次に、高校2年生を対象に化学「化学と社会の関わりを考える~触媒編~」についての授業をした。この授業では、「自分で問いを見つける活動」をし、様々な切り口で科学と社会の関わりについて考えることができるようにした。自分が設定したテーマで興味をもって調べ学習をし、クラスメイトの様々な考え方に触れることで、考えを深めることができたと感じた。
Type: report
URI: http://hdl.handle.net/2115/81376
Appears in Collections:CoSTEP 研修科年次報告書 > 2020年度 (16期)

Submitter: 川本 思心

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OAI-PMH ( junii2 , jpcoar_1.0 )

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