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地域社会における研究シーズと地域ニーズのマッチングを可能にするためのコミュニケーション活動とは : 研究事例発表参加者・ワークショッププログラム受講生の観察
Title: | 地域社会における研究シーズと地域ニーズのマッチングを可能にするためのコミュニケーション活動とは : 研究事例発表参加者・ワークショッププログラム受講生の観察 |
Authors: | 千脇, 美香 Browse this author | 川本, 思心 Browse this author →KAKEN DB |
Keywords: | 研究シーズ | 地域ニーズ | 地域社会 | まちづくり | ワークショップ | 場のデザイン |
Issue Date: | 28-Mar-2019 |
Publisher: | 科学技術コミュニケーション教育研究部門 : CoSTEP |
Journal Title: | CoSTEP研修科 年次報告書 |
Volume: | 3 |
Issue: | 1 |
Start Page: | 1 |
End Page: | 8 |
Abstract: | これまでの産学連携活動は、特定の企業などの取引相手との共同研究や受託研究が多く、すでにある課題に対して行うことが多かった。しかし近年、大学の研究シーズを地域社会で活用し、地域経済の発展に寄与することが求められるようになってきた。本調査では、地域社会で大学の研究シーズと地域ニーズをマッチングするために必要な要素を、北海道深川市で開催された講演会の参加者アンケート結果と、北海道北空知管内の自治体、商工会議所関係者、信用金庫職員向けに行った、北大研究者によるワークショップ講座の受講生の反応から検討した。その結果、大学の研究シーズと地域ニーズのマッチングには、地域全体の潜在的な課題を可視化することが、最初のステップとなることがわかった。このことは、住民が自分たちのまちの将来像を描くための重要なプロセスであり、実際にまちづくりを行う際には、目的の共有に必要不可欠な要素になってくると考えられる。また、まちづくりにおいて、今回用いたワークショップの手法が、他者との対話を引き出す可能性について有効であると支持され、ワークショップツールを用いた場のデザインには期待が持てる。 |
Type: | report |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/81451 |
Appears in Collections: | CoSTEP 研修科年次報告書 > 2018年度 (14期)
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Submitter: 川本 思心
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