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手書き通信の成立と拡散について

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タイトル: 手書き通信の成立と拡散について
その他のタイトル: On the handwritten newsletters and their diffusion
著者: 江口, 豊 著作を一覧する
発行日: 2017年 3月25日
出版者: 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 = Research Faculty of Media and Communication, Hokkaido University
誌名: メディア・コミュニケーション研究 = Media and Communication Studies
巻: 70
開始ページ: 37
終了ページ: 58
抄録: 手書き通信(geschriebene Zeitungen)と言われるものが北イタリアから神聖ローマ帝国の領域にいわば文化現象として移入され、拡散浸透したことは、Zwierlein(2006)が指摘した重要な点である。印刷こそされなかったがニュースや情報の流通を示した手書き通信の具体例として、その重要なコレクションであるフッガー通信については、江口(2016b)でも紹介し、論じた。しかし、Böning(2011)らが指摘する通り、印刷形態の新聞が1605年にストラスブールで成立した後も、手書き通信は併存・競合する形で18世紀まで存在し続けた。また、手書き通信がイタリアや神聖ローマ帝国のみならず、ヨーロッパ全体にかなり広まっていたことも最近の研究で確認されつつある。小論では、この新聞の先駆形態のひとつとしての手書き通信について、フッガー通信という具体的コレクションからアプローチするのではなく、手書き通信そのものの発生と拡散を、その形態や制度・運用を含めて考察対象として、ドイツ、オーストリアやイタリアなどの研究を紹介しながら、検討してみたい。
資料タイプ: bulletin (article)
URI: http://hdl.handle.net/2115/64717
出現コレクション:70

提供者: 江口 豊

 

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