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ルポ『ソロモン諸島 : 戦跡によりそう人々』執筆に向けて
Title: | ルポ『ソロモン諸島 : 戦跡によりそう人々』執筆に向けて |
Authors: | 成田, 吉希 Browse this author | 川本, 思心 Browse this author →KAKEN DB |
Issue Date: | 30-Mar-2022 |
Publisher: | 科学技術コミュニケーション教育研究部門 : CoSTEP |
Journal Title: | CoSTEP研修科 年次報告書 |
Volume: | 6 |
Issue: | 2 |
Start Page: | 1 |
End Page: | 7 |
Abstract: | ガダルカナル島。そう述べた方がピンとくるかもしれない。第二次世界大戦で日本軍が凄惨な敗戦を喫した南太平洋のソロモン諸島のひとつの島であり、その名を冠した「ガダルカナルの戦い」(1942年6月~1943年2月)で有名である。太平洋戦争における分岐点の一つとも言われ、その象徴性から毎年8 月には日本国内でその歴史がメディアに取り上げられることも珍しくない。 しかし、その戦いの前後及びその中においても、場所と時間を変えて、様相の異なる戦いがあったことはあまり知られていない。そして、その現場には今も当時を伝える多くの戦跡が残り、それらの他国から持ち込まれた戦争の痕跡のそばには、さまざまな思いと関わりをもってそこに寄り添い生活している人々がいる。 筆者は、2019 年6 月から2021 年6 月まで在ソロモン日本国大使館で専門調査員として活動した1。その傍ら、余暇を利用して多くの戦跡を訪れ、現場で様々な人々に出会うことができた。CoSTEP 研修科では、そうした人々の声と戦跡に関する記録の整理し、ルポの作成に取り組んでいる。この年次報告書では、ルポ作成の前段としてのデータ収集および整理状況について報告する。 |
Type: | report |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/84637 |
Appears in Collections: | CoSTEP 研修科年次報告書 > 2021年度 (17期)
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Submitter: 川本 思心
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