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Recent Submissions黄, 也 (2018) 成瀬巳喜男『めし』における同一化=交換のメカニズム. 研究論集, 18: 157(左)-172(左) 成瀬巳喜男監督の映画作品『めし』(1951)は,近年において,ますます注目されるようになったが,作品それ自体が充分に分析されているとは言えない。
『めし』は,成瀬の映画作品において,複数の意味で分岐....
堅田, 諒 (2018) ジョン・カサヴェテス『フェイシズ』論 : 顔,身体,空間. 研究論集, 18: 141(左)-155(左) 本稿ではジョン・カサヴェテス『フェイシズ』(Faces,1968)の作品分析をおこなった。従来の研究では,作家の伝記的事実ばかりが強調され,個々の画面に基づいた「ショット」や「カメラの運動性」の分析は....
齊田, 春菜 (2018) 円地文子「蛇の声」論 : 「老女もの」における少女表象. 研究論集, 18: 51(右)-66(右) 本稿は,円地文子の「老女もの」の初期作品にあたる「蛇の声」を少女表象から検討を試みるものである。これまで研究史において「蛇の声」を含む一連の円地の「老女もの」は,老女のセクシュアリティに注目した読解が....
袁, 嘉孜 (2018) 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』論 : 異世界の入れ子構造と「私」の中間性. 研究論集, 18: 31(右)-50(右) 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』では,見てわかるように,「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」という二つのタイトルの物語が並行して展開されている。『世界の終りとハードボイルド....
桒原, 彩 (2018) ティム・バートンの『ビッグ・アイズ』における疎外. 研究論集, 18: 125(左)-139(左) 2014年全米公開のティム・バートン監督作品通算19作目にあたる『ビッグ・アイズ』は,実際に起ったゴーストペインター事件を基にした物語である。ゴーストペインターである妻(マーガレット)の表象は,実際の....
モルナール, レヴェンテ (2018) 精神・身体・視覚的支配 : 現象学に基づく映画理論における映画と観客の関係性をめぐって. 研究論集, 18: 109(左)-123(左) 約120年前に誕生したシネマと同時に,映画の理解を促すための,後ほど映画理論と呼ばれた研究分野が生まれた。その研究分野を総合的に考察した巨大な著作『Film Theory』では,トマス・エルセサーとマ....
関, 雅泉 (2018) 熊澤蕃山における誠意と致知の解釋について : 中江藤樹の思想との比較. 研究論集, 18: 17(右)-29(右) 誠意と致知は,『大學』における重要な德目である。本稿では,熊澤蕃山が著した『大學和解』と『大學小解』を中心資料として取りあげて,藤樹學に對する蕃山の評價を檢討した上で,中江藤樹の思想と比較しながら,誠....
熊, 征 (2018) 『詩品』と「雑体詩」における陶淵明 : 「中品」という評価をめぐって. 研究論集, 18: 77(左)-107(左) 中国文学史上初めての詩論専著である『詩品』において,陶淵明が「中品」にランク付けられたことは従来議論されている点である。日本と中国の陶淵明研究の学界に大きな反響を呼んだ岡村繁氏の『陶淵明:世俗と超俗』....
張, 可勝 (2018) 『うつほ物語』における俊蔭の位置づけ : 「琴の師」拒否をめぐって. 研究論集, 18: 1(右)-15(右) 『うつほ物語』の俊蔭は、「天の掟ありて、天の下に、琴弾きて族立つべき人」としてその生が定められている。では,秘琴一族の始祖として現世世界(天の下)において弾琴を通じてどのような役割を果たさなければなら....
隋, 暁静 (2018) 日本語の自己卑下表出に関する一考察. 研究論集, 18: 63(左)-76(左) 日常会話で,われわれはよく何らかについての評価を行う。それらの評価には,肯定的な評価もあれば,否定的な評価もある。そして,相手や第三者,あるモノや出来事に対する評価も,自分に対する評価もある。話し手が....
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