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Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
都合により、一部の論文は掲載を見合わせました。 Collections in this community
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Recent Submissions(2023) 執筆者一覧; 奥付. 研究論集, 22 齊田, 春菜 (2023) 円地文子「遊魂」における六条御息所のイメージ : 『源氏物語』現代語訳との関係を端緒として. 研究論集, 22: 125(右)-140(右) 本稿は、円地文子「遊魂」を軸に円地が行った『源氏物語』の現代語訳という営みが円地自身の創作にもたらしたものの一端を明らかにするものである。具体的には「遊魂」の登場人物である加古川蘇芳と彼女の生霊のよう....
中村, 建 (2023) 有島武郎「死と其前後」論 : 夫婦の愛をめぐって. 研究論集, 22: 111(右)-123(右) 有島武郎の戯曲「死と其前後」は従来、作者自身及び病死した作者の妻に関する伝記的事実に大きく傾斜した研究が多くを占めている。また、この作品の解釈も前述の事実を踏まえた上で死に対する夫婦の愛の勝利といった....
袁, 嘉孜 (2023) 『文字移植』論 : 多和田葉子文学における〈借用〉のメカニズム. 研究論集, 22: 89(右)-109(右) 『文字移植』は初出が、一九九三年三月に「アルファベットの傷口」という題名で雑誌『ブックTHE文藝 1』に発表され、同年九月にいくつかの改稿を付け加えた上で、単行本『アルファベットの傷口』として刊行され....
肖, 禾子 (2023) 『騎士団長殺し』論 : 「無」の肖像を描く「私」. 研究論集, 22: 73(右)-87(右) 『騎士団長殺し』は、二〇一七年に新潮社より刊行された。『1Q84』BOOK3以来七年ぶりの本格長編である。この小説の先行研究には、主人公「私」の言動を作品解釈の着眼点とし、作品の結末から、私と妻のユズ....
沈, 嘉琳 (2023) 村上春樹『騎士団長殺し』と歴史. 研究論集, 22: 53(右)-72(右) 本稿は、作品の構造と物語内容の展開の角度から『騎士団長殺し』における歴史的な要素を検討するものである。村上春樹『騎士団長殺し』において、アンシュルス(独墺併合)と南京大虐殺の二つの歴史的事件は、雨田具....
田中, 帆南 (2023) 太宰治『正義と微笑』における引用に注目して. 研究論集, 22: 39(右)-51(右) 『正義と微笑』は、「僕」の「青春」や成長過程における内的変化であり、太宰自身や時局との関連性の中で読まれてきた。また、タイトルにもなっている「微笑もて正義を為せ!」という「モツトオ」の解釈自体、十分に....
熊, 征 (2023) 陶淵明の詩文における「美色」について. 研究論集, 22: 21(右)-38(右) 本稿では、現存する陶淵明の作品の中、「雜詩」其十二、「擬古」其七と「閑情賦」を取りあげて、陶淵明の詩文における「美色」の存在について考察を行った。まずは、陶淵明までの中國の詩歌における「美色」の描き方....
路, 勝楠 (2023) 『説文解字』叙文の「諷籒書九千字」に対する考察 : 段注を中心に. 研究論集, 22: 1(右)-19(右) 『説文解字』(以下、『説文』と略稱)は後漢の許慎の著書で、中国最古の部首部類体字書である。字書史おいては大変重要な存在である。そして清の段玉裁が施した注(以下、「段注」)は、『説文』を研究する場合に最....
(2023) 博士論文題目一覧; 修士論文題目一覧. 研究論集, 22: 226(左)-232(左)
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