第4号 (2024-03-29 issued)
表紙 | |
国際編集諮問委員会 | |
目次 | |
論文
投書という文化 : ポスト・ソビエト期の情報ネットワークとロシアの先住民族の社会運動の歴史的関係 | |
是澤, 櫻子 | 1-31 |
『アイヌ神謡集』を中国語に翻訳する際の諸問題および対応方法 : 日本語訳との対照 その1 | |
馬, 長城 | 33-58 |
アイヌ語の禁止の副詞の用法について | |
ヌルミ, ユッシ | 59-92 |
比較不可能だったアイヌ語方言分類 : 統計的方言分類を類似判断の点から再考する | |
小野, 洋平;深澤, 美香 | 93-126 |
アイヌ民族の葬制・祖霊祭祀と遺骨の「再埋葬・慰霊」 : 民族誌・文学による検討 | |
北原, モコットゥナシ | 127-145 |
研究ノート
19世紀末から20世紀初頭に記録された台湾オーストロネシア諸語の「汝ノ名ハ誰カ」 | |
落合, いずみ | 147-160 |
アイヌとセトラー・コロニアリズム : インディアン史とアイヌ史の比較 | |
徳冨, 雅人 | 161-179 |
事例報告
北海道大学におけるアイヌ民族に対する差別的言動を防止するための取組 | |
岡田, 真弓;北原, モコットゥナシ;谷本, 晃久 | 181-192 |
シンポジウムの記録
「責任としての「遺骨返還」 : 修復的正義、対話、ならびに変容する脱植民地化」序文「シンポジウムを支える4つの精神」 | |
太田, 好信 | 193-199 |
人間性の共有を形成すること: 価値観の収斂と異なる未来への道に向けて | |
タシマ, ナサニエル;クレイン, キャスリーン | 201-211 |
ニューヨーク市のアフリカ人埋葬地プロジェクト : 生物考古学におけるより高い倫理基準を求めて | |
ブレイキー, マイケル L | 213-232 |
亡霊に憑かれたわたしたち : 世代を超え、グローバル規模の正義を求める運動としての返還 | |
コルウェル, チップ | 233-239 |
民族の自己決定権による遺骨返還運動 : 琉球の脱植民地化を目指して | |
松島, 泰勝 | 241-248 |
琉球民族の現状 | |
亀谷, 正子 | 249-250 |
台湾大学から沖縄県教育委員会に移管された63体のご遺骨の情報開示請求訴訟 | |
玉城, 毅 | 251-254 |
Ending remarks : コメント | |
瀬口, 典子 | 255-256 |
遺骨返還の倫理をめぐる旅 | |
池田, 光穂 | 257-258 |
奥付 | |
259-259 |