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Recent Submissions山口, 良文... [et al.] (2023) はじめに. 低温科学, 81 泉, 洋平 (2023) ニカメイガ越冬幼虫における凍結障害回避機構. 低温科学, 81: 1-9 ニカメイガは秋期の日長の短縮に反応して終齢幼虫で休眠に入り,その後の低温により凍結耐性を獲得する.これにより,-25℃の低温にさらされて体液が凍結しても生存することが可能となる.低温順化によりニカメイ....
宇高, 寛子 (2023) ナメクジ類の越冬戦略. 低温科学, 81: 11-18 地球上のほとんどの場所で環境は季節的に変化している.冬の低温は変温動物である無脊椎動物にとって,生存に関わる重要な環境要因である.無脊椎動物の低温耐性は,節足動物,特に昆虫において広く研究されてきた.....
山城, 芹奈... [et al.] (2023) 線虫C. elegansの低温耐性・馴化における全身周回性の神経回路による腸の脂肪蓄積の制御. 低温科学, 81: 19-26 動物の寒冷適応戦略の解析モデルとして使われている線虫C. elegansの低温応答・低温耐性に関する最新の研究を紹介する.C. elegansは,そのエレガントな姿に引けを取らないほど古典的な遺伝学に....
村上, 光... [et al.] (2023) 膜脂質を介する低温適応の新規メカニズムの発見 : 細胞自律的な細胞内温度制御. 低温科学, 81: 27-36 温度は,生物にとって最も身近な環境因子の一つであり,生命活動に強く影響する.そのため,動物は自らの体温を調節する様々な手段を獲得することにより,環境に適応してきた.しかしながら,生命の最小単位である個....
山内, 彩加林... [et al.] (2023) 昆虫由来不凍タンパク質の氷結晶結合機能と細胞保護機能. 低温科学, 81: 37-49 一部の生物は氷点下にもなる低温環境に生息し,凍結や低体温のリスクに晒されるにも関わらず,生命活動を維持することができる.なぜこれらの生物は凍結障害や低温障害を受けずに生命活動を維持できるのだろうか?不....
津田, 栄... [et al.] (2023) 不凍タンパク質の構造と機能. 低温科学, 81: 51-60 我々が普段目にする氷は無数の単結晶氷の融合物,即ち多結晶氷である.単結晶氷は規則的に配列した水分子でできているが,これと同じ規則性をもつ水分子が不凍タンパク質(Antifreeze Protein,A....
中山, 友哉... [et al.] (2023) メダカに学ぶ脊椎動物の冬季適応戦略. 低温科学, 81: 61-70 四季が存在する温帯地域では,季節の変化に伴って大きな環境変動が起きる.温帯に生息する動物はやがて訪れる冬季の環境を乗り越えるために,様々な生理機能や行動を秋から冬にかけて変化させるが,その分子機構の多....
齋藤, 茂 (2023) 脊椎動物における温度受容機構の進化的変化と環境適応のつながり. 低温科学, 81: 71-80 動物は環境温度を鋭敏に感じとり適した温度を選択する,または危険な温度を忌避するなどの行動応答を介し外界の温度変化に能動的に適応する能力を発達させてきた.末梢の感覚神経から入力される温度情報は適切な行動....
大舘, 智志 (2023) 冬眠しないトガリネズミの越冬戦略. 低温科学, 81: 81-88 北海道などの寒冷地域に生息し冬季間も活動するトガリネズミ類の越冬生態について概観した.トガリネズミ類はおもに土壌表面や土壌中に生息している小型無脊椎動物を食べている.トガリネズミ類では冬期には餌資源量....
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